2011年5月8日日曜日

ムタワッキル師、ザイーフ師インタビュー

ムタワッキル師 アブ・ダビの和平会議はタリバンもヒクマチヤル派も参加せず無意味。我々はウマル指導者の身の安全を大変心配している。日本の政情により延期しているUAEでの会合の連絡を待っている。タリバン指導部は、これまでの全ての交渉の門を閉じる決定をした。サウジも米国の手先であることが明らかになり、サウジ、パキスタン、トルコの門も既に閉ざされた、僅かに開いているとすればカタルであるがそれも閉じつつある。

ザイーフ師 パキスタンには沢山のタリバンが捕まっており、彼らの扱いは米軍によるよりも悪い。パキスタンは全く信用できない。サウジのウラマーもパキスタンのウラマーも自分の国の利益を優先させるので、信用できない。ムスリムの国の方がイスラームを歪曲させるだけ、異教徒の国よりもたちが悪い。外国に仲裁を頼める信頼できるウラマーはいない。
和解交渉はタリバンは受け入れるが、アメリカ側が交渉を拒否している。先ず交渉には、交渉相手の敵としてモッラー・ウマルを元首とするアフガニスタン・イスラーム首長国の政体としての実体の存在を認めること、アフガニスタン・イスラーム首長国の使節が独立性と安全を保障される中立的な交渉の場を作ることが、第一の条件となる。双方からのそれ以外の全ての要求について話すのは、交渉実現のためのこの条件が満たされてからのことだ。

 

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